神奈川労働局は1月13日、神奈川県トラック協会に対して、貨物自動車等の逸走事故の防止についての周知依頼を発した。
2023年度を初年度とする第14次労働災害防止計画(神奈川計画)では、神奈川労働局管内における労働災害による死亡者数を2027年までに20に以下とし、2025年の目標を24人以下としているが、2025年12月末速報値で38人となり、目標達成どころか、昨年の35人も上回った。
中でも、貨物自動車を用いた配送、荷積み作業時における貨物自動車の逸走による死亡災害が3件(4人)発生し、全死亡災害の1割に達しており、死亡災害減少の妨げとなっている。
そのため、「貨物自動車等の逸走による死亡災害を防止しましょう!」のリーフレットを作成したので、関係事業場への周知を図ってほしいと依頼している。
<貨物自動車等の逸走による労働災害を防止するために>

リーフレットでは、貨物自動車等の逸走による労働災害を防止するために、配送や荷の取扱いのため貨物自動車等を駐車するときは可能な限り平たんな場所で行うこと。特に雨や雪の日、地面がグレーチングや敷鉄板の上等すべりやすい場所の駐車は避けること。
また、やむを得ず傾斜地で荷の取扱い等を行う場合には、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)を確実にかけ、フートブレーキを外しても自動車等が動き出さないことを確認してから輪留め等を行った上で作業を行うこと。また、壁や側溝がある場合にはその方向にハンドルを切っておくことを要請している。
<傾斜地での対応>

■貨物自動車等の逸走による死亡災害を防止しましょう!
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