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2023年12月20日 16:24 / 車両・用品
UDトラックスは12月20日、小型トラック「カゼット」をフルモデルチェンジした。
<新型カゼット>
カゼットは、これまで三菱ふそう「キャンター」をベースにOEM供給されていたが、新型ではいすゞ「エルフ」ベースに変更。いすゞグループとしてラインアップが整えられることとなった。
新型カゼットの特徴は、充実した先進安全・運転支援システムに加え、優れた燃費性能と動力性能を両立していること。
まず燃費・環境性能面では、新AMTとして9段デュアルクラッチトランスミッション「ISIM(アイシム)」を設定したのが大きな特徴。変速時のトルク抜けがないスムーズな加速を実現、さらに多段化したことでワイドレンジ・クロスレシオ化され、エンジン回転上昇を抑え、高い燃費性能と動力性能を実現している。またギア段判定ロジックに「勾配判定」を設定し、平坦路では3速発進、登坂路では2速・1速ギアを自動で選択するなど、最適なギア段選択によって、ドライバーにストレスを感じさせない走行も実現している。
エンジンは、燃料噴射量を常時フィードバック補正し精密制御するインジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」を採用したいすゞの4JZ1を搭載。150psと175psの2モデルを展開する。
安全装備では、これまでオプション装備だったバックアイカメラ&モニター、電動パーキングブレーキが標準装備化。また、カメラでドライバーの状態を検知し、ながら運転や居眠り運転を注意喚起する「ドライバーステータスモニター」、ドライバーの異常を検知すると周囲に知らせながら車両を停止する「ドライバー異常時対応システム)、設定した車間距離を維持しながら全車速域で加減速・停止・発進を制御する「全車速車間クルーズ」、車線逸脱を防止する「レーンキープアシスト」などの機能がオプション選択できるようになった。
エクステリアは、キャブと同色のアッパーグリルとブランドロゴを配し、UDトラックスらしさを表現。また広い室内空間を確保しながら空力にもすぐれ、燃費向上に貢献する。夜間走行時の前方視界を良好に保つ可変配光型LEDヘッドランプを設定、ポップアップ式ヘッドランプウォッシャーもオプションで設定している。
インテリアでは、7インチの大型センターディスプレイを採用。視認性に優れ「誰でも運転しやすく、分かりやすい」インパネ・メーター周りでドライバーの多様化に対応。また、クラストップの収納容量を誇っている。