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2023年05月25日 15:10 / 車両・用品
トヨタ自動車は5月25日、排出ガス防止装置に不具合があり、排出ガスが基準値を超える恐れがあるとして、ハイエース及びマツダ・ボンゴブローニイバンのリコールを国土交通省に届け出た。
リコールの対象となるのは、2021年9月~2022年7月に製造されたディーゼル車のハイエースと、OEM供給されたマツダ・ボンゴブローニイバンの合計3万9010台。
また、交換修理部品として出荷され、組付けられた可能性がある車両が特定できたハイエース、レジアスエース(2017年12月~2020年11月製造)14台、組付けられた可能性がある車両が特定できない「ヒータ配線付き尿素水配管」81個(2021年9月~2022年10月製造)もリコール対象としている。
不具合の内容は、尿素SCRシステムにおいて、尿素水配管のヒータ用配線の加工および固定が不適切なため、走行時の振動等により当該配線が断線することがある。そのため、警告灯が点灯して尿素SCRシステムが停止し、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあるという。これまでに事故はないが、20件の不具合が報告されている。
トヨタでは、全車両、ヒータ配線付き尿素水配管を対策品に交換する。
<改善箇所>