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2023年06月15日 15:30 / 車両・用品
日産自動車は6月15日、エンジン制御コンピュータの不具合により走行不能になるおそれがあるとして、国土交通省に日産「キャラバン」、いすゞ「コモ」のリコールを届け出た。
リコールの対象となるのは4N16型ディーゼルエンジン搭載車で、2022年3月~8月に製造されたキャラバン4051台といすゞ・コモ8台の合計4059台。
不具合の内容は、エンジン制御コンピュータにおいて、開発時のアクセル診断制御プログラムが不適切であること及びフェールセーフ制御の評価が不十分であったことにより、特定のアクセルペダル操作を行なった場合にアクセルペダルセンサが故障していると誤判定することがある。そのため、出力を止めるフェールセーフ制御が作動し、走行不能となるおそれがある。これまでに事故は発生していないが、20件の不具合が報告されている。
日産では、全車両、当該エンジン制御コンピュータのプログラムを修正する。
<改善箇所>