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2023年06月16日 17:12 / 施設・機器・IT
モリタエコノスは6月16日、方向指示器や車両後部の灯火が不点灯になり、重大事故につながるおそれがあるとして、国土交通省に小型回転式塵芥車のリコールを届け出た。
リコールの対象となるのは、2014年3月~2021年6月に製造された車両で、トヨタ「ダイナ」17台、日産「アトラス」1台、マツダ「タイタン」4台、日野「デュトロ」361台、いすゞ「エルフ」779台、三菱ふそう「キャンター」339台の合計1501台。
不具合の内容は、小型回転式塵芥車において、ハイマウントリアパネル内右側配線の処置が不適切なため、後部扉を開閉する際に後部扉付属部品と接触し断線することがある。そのため、方向指示器及びその他車両後部の灯火が不点灯または点滅回数が保安基準を満たさなくなり、最悪の場合、重大事故につながるおそれがある。これまでに事故は発生していないが、11件の不具合が報告されている。
モリタエコノスでは、ハイマウントリアパネル右側に新たに配線保護カバーの取付を行う。
<改善箇所>