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2023年06月26日 16:34 / 施設・機器・IT
佐川急便は6月26日、ユーグレナ社製品の公式通販における配送の一部に、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用する「サステナブル配送プロジェクト」を6月26日から開始すると発表した。
<サステナブル配送プロジェクト>
サステオを使用するのは佐川急便浜松営業所で、同営業所内のインタンク(自社敷地内の給油スタンド)へ給油後、同営業所の車両で使用する。「サステオ」による排出削減量を特定の荷主(今回はユーグレナ社)へ割り当てる計算方法(ISO 22095:2020 Chain of custodyにおけるBook and Claim modelを参照)を採用し、第三者機関の検証を受けることで、公平性・透明性を担保。宅配便事業において荷主とともに脱炭素を推進する際の障壁となっていた「車両」「荷物」「環境価値」の物理的な一致の制約を解消し、排出量を抑制した輸送サービスの実現を目指す。
「サステオ」は、使用済みの食用油と微細藻類ユーグレナから抽出されたユーグレナ油脂を原料としたバイオ燃料。使用済みの食用油が90%以上を占めている。航空機で使用される「バイオジェット燃料(SAF)」と、車や船舶で利用される「バイオディーゼル燃料」があり、SAFは既存石油系ジェット燃料へ最大50%混合が可能、バイオディーゼル燃料は分子構造が市販軽油と全く同じため含有率100%で使用でき、車両側の改造等も不要なのが特徴。既に都営バスやはとバス観光ツアー、丸井グループの配送トラックなどでも使用実績がある。