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2023年10月13日 16:50 / 労務
日本物流団体連合会は10月11日、2023年度 第1回人材育成・広報委員会(委員長:近藤 晃 氏 NIPPON EXPRESSホールディング 副社長執行役員 兼 日本通運 代表取締役副社長 副社長執行役員)を開催し、上期活動報告及び下期方針について議論を行った。
この「人材育成・広報員会」は、物流業の社会的認知度向上をテーマに、若い世代を対象にした物流業への正しい理解に向けたPR活動およびイメージアップ方策を実施し、教育現場における「物流」の扱いの充実を目指し取り組むもの。
上期の活動報告としては、青山学院大学の「寄附講座」や京都外国語大学、東京女子大学、拓殖大学での「大学学内セミナー」、中高生を対象とした「物流学習・職場体験」、会員の若手で構成する「物流いいとこみつけ隊」の活動状況、物流見学施設を斡旋して紹介している「物流見学ネットワーク」の再開等について説明。
続いて、今年8月17日から約1カ月に及び開催された「物流業界インターンシップ」の活動報告として、会員企業30社1団体と物流連が協力して行った「合同説明会」及び「企業訪問」、まとめとしての「インターンシップ総括」の3部構成のプログラム内容について説明。 総勢335名の学生が参加し、その後に行ったアンケート結果から「物流業に対する理解が深まり、かつ業界への就職志望も強まった」との回答も多くあり、本事業を会員企業・団体と共同して継続実施していく重要性が再度確認された。
また、下期に取り組む事業として、12月~2月にかけて開催する「物流業界研究セミナー」、法政大学、横浜国立大学で実施する「大学寄付講座」、9月29日より再開した「物流見学ネットワーク」等により、多くの若い世代に対して物流業の社会的重要性や先進性を伝えていくことを説明し、下期活動計画は原案通り承認された。
<委員会の様子>