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2023年12月11日 16:20 / 交通
NEXCO中日本は12月11日、北陸自動車道の賤ヶ岳SA(上り)と杉津PA(上下)の駐車マス増設工事が完成したと発表した。
この工事により、大型車駐車可能台数が賤ヶ岳SAは工事前32台から工事後55台に約1.7倍増設、杉津PAは上り・下りとも工事前14台から工事後22台に約1.6倍の増設となった。
<工事前後の大型車駐車可能台数>
賤ヶ岳SAは、混雑状況に応じて普通車と大型車のどちらでも利用できる「兼用マス」を工事前27台から48台に増設。また「バス優先マス」を商業施設側に増設することで、バス客が車両通路を横断する箇所を削減し、安全性も高められている。
<賤ヶ岳SAの駐車場レイアウト>
これまでは、夜8時から朝6時まで大型車の駐車マスが不足する状態となっていたが、今回の増設でピークとなる23時~1:00を除けば、ほぼ不足が解消することが見込まれる。
<賤ヶ岳SA(上り)平日の大型車時間別駐車台数と駐車可能台数(工事前後)>
杉津PA(上り)は、レイアウトを大きく変更。また普通車専用マスを削減、大型車専用マスを廃止し、普通車・大型車兼用マスを新設することで、大型車駐車可能台数を8台増やしている。
<杉津PA(上り)工事前後の駐車マス配置>
工事前の杉津PA(上り)は、ほぼ1日中大型車の駐車マスが不足する状態となっていたが、今回の工事により深夜帯以外はほぼ解消される見込み。
<杉津PA(上り)平日の大型車時間別駐車台数と駐車可能台数(工事前後)>
また杉津PA(下り)も大型車専用マスを廃止、普通車専用マスも削減し、普通車・大型車兼用マスを拡充。これまで大型車マスは夜9時から朝7時まで不足していたが、今回の増設により台数不足がやや緩和される見通しとなっている。
<杉津PA(下り)工事前後の駐車マス配置>
<杉津PA(下り)平日の大型車時間別駐車台数と駐車可能台数(工事前後)>
なお兼用マスは、大型車では1台、普通車では2台駐車可能。青色の路面標示を目印としている。