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2023年12月13日 14:27 / 施設・機器・IT
電気自動車の開発を行うGLM(京都府京都市)は12月13日、開発中の商用車(主に大型トラック)向け車載用サブバッテリーシステムの受注を12月18日から開始するとした。
<車載用サブバッテリーシステム>
同製品は今春発表したプロトタイプから、パッケージ性を大きく変更。プロトタイプではバッテリー、インバーター、充電器などのユニットを1つのボックスに組み込んでいたのに対し、製品版では室外設置ユニット(主にバッテリー)とキャビン内設置ユニット(主にインバーターと充電器)に分けることで、空間の有効利用に成功。特にキャビン内はデッドスペースにユニットを設置することにょり、居住性を犠牲にすることなくインストールすることが可能になった。
バッテリー容量は2.56kWh(2560Wh)で、車内での冷暖房機器の長時間稼働が可能。走行中にオルタネーターで発電したエネルギーで充電し、約4時間の走行で80%の充電ができる。
価格は75万円(税別・車両取付ブラケット別売)。デリバリーは2024年春を予定している。また来春以降にパーキングクーラーの受注開始も予定している。