日産/欧州で新型大型EV商用バンを発表

2024年02月09日 11:23 / 車両・用品

欧州日産自動車は2月7日、欧州市場向けの新型大型商用バン「インタースター」を発表した。

<日産「インタースター-e」>

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電気自動車(EV)仕様の「インタースター-e」と、ディーゼル仕様を設定。日産は小型商用バンではNV200バネットをベースにEVとした「e-NV200」を販売していたが、大型商用バンのEVは今回が初となる。なお日産は、2026年以降の欧州市場でのLCVラインアップをすべてEVとする方針としている。

「インタースター-e」は、主に市街地での走行を想定して開発したモデルで、87kWhバッテリー搭載モデルの場合、航続距離は460kmを実現。30分で航続距離252km分の充電ができる急速充電機能を備えている。また40kWhバッテリー搭載モデルでは、30分の充電で200km以上を走行することができ、普通充電では4時間で電池残量10%から100%まで充電が可能としている。なおバッテリーは、8年または16万kmまでの特別保証を付帯している。

<欧州コンボ規格の充電口を備える>

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EV仕様の最大積載量は1.6トン。最大2500kgの牽引能力も備えている。普通免許でヨーロッパ全土を運転可能で、一般的な3.5トンのディーゼル・バンよりも多くの貨物を輸送することができるとしている。

<存在感のあるフロントグリル>

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<荷室空間は従来より100mm拡大している>

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一方、内外装では、存在感を高めた独特なフロントグリルを採用した他、耐久性の高いシートカバーやヒーター付のシートを採用し、長時間の運転でも快適に過ごせる室内空間に刷新。また最小回転半径も先代モデルより1.5m短くなり、狭い市街地での取り回し性も向上している。

<快適性を高めた室内空間>

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安全装備では、前方緊急ブレーキ、居眠り防止警告、タイヤ空気圧モニタリングシステムなどを全車に標準装備。さらに、牽引時におけるトレーラーの揺れ防止アシストも新たに装備するなど、充実した内容を備えている。

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