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2024年04月25日 14:02 / 労務
交通労連が発表した4月23日時点の2024春闘の状況によると、これまでに134組合が回答を引き出し、129組合が決着したことがわかった。
賃上げの妥結状況(加重平均)は7245円(2.91%)、同一組合の前年比で1432円(0.69ポイント)のプラスとなり、全体の7割以上の組合が前年実績を超えた。このうちトラックは43組合が7295円(2.87%)で妥結、同一組合の前年対比では1180円(0.59ポイント)となった。
また全体では300人未満の規模で、前年対比が全体を上回っており、交通労連では健闘したと評価している。
臨時給では約半数の組合が前年実績に上積みを果たし、同額・同月以上を含めると9割超の組合が前年実績以上を確保。さらに初任給の引上げや、60歳以降の処遇改善、休日増、通勤手当の増額など、労働諸条件でも具体的な改善を引き出している。