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2024年05月07日 17:50 / 施設・機器・IT
東京海上日動火災保険は4月30日、トラック運送事業者向けに国内初となる「緊急時に代行輸送手配サービスを提供する運送保険」を、5月から販売すると発表した。
経済産業省の推計では「物流2024年問題」に対して対策が講じられない場合、2024年度には約14%、2030年度には約34%の輸送力不足に陥る可能性があるとしている。そのような環境下では、事故やトラックの故障など不測の事態が発生した際、運送事業者が緊急対応として代替輸送の要因を手配することも困難になる可能性が高い。
この商品は、このような背景から、事故発生時やトラックの故障時でも安定的・継続的に物を運べるよう開発されたもの。
従来の「継搬費用・急送費用・誤配送にかかわる費用担保特別約款」では、緊急時の貨物の継搬・急送に要した費用を保険金として支払っていたが、新商品では保険金の支払いに代えて、継搬・急送に要するトラックおよびドライバーを手配するサービスを提供するのが大きな特徴。同社の運送保険(運賠ナビゲーター)の特約として、新たに緊急時の「代行輸送手配サービス」を提供するものとなり、顧客は事故発生後、専用のコールセンターへ電話をすることで、サービスの提供を受けることが可能となる。
サービスは、専用のフリーダイヤルで24時間365日対応可能で、沖縄・離島を除いて全国対応可能。大型車、冷蔵車、冷凍車などニーズに合わせた手配ができる他、積み替えのためのフォークリフト貸出や補助人員の手配も可能としている。また依頼から現場到着まで最短1時間程度で対応できるとしている。