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2024年06月24日 13:54 / 施設・機器・IT
自動運転トラック幹線輸送技術を開発しているT2(東京都千代田区)は、6月21日に新東名高速で実施した公道実証実験で連続自動走行に成功した。
<自動走行中の様子>
この実証実験は、ドライバーが監視しつつシステムが加減速や車間距離などを制御する自動運転レベル2で実施。
政府がデジタルライフライン全国総合整備計画で、自動運転車優先レーンとして位置付けている駿河湾沼津SA~浜松SA間・116kmにおいて、90分間ドライバー未介入で連続走行に成功した。自動運転制御の難度が上がる合流やトンネル内での走行でも、安定性が向上したという。
T2はシステムがドライバーに代わりすべての運転操作を行う「レベル4自動運転」を将来の目標としているが、今回の実験成功で着実な進捗を確認することができたとしている。
今後は、新東名・沼津~豊田、御殿場~草津と公道実証区間を拡大し、2025年3月には、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの提供を予定している綾瀬(神奈川県)~西宮(兵庫県)の全区間(約500km)での実証実験を予定している。