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2024年06月28日 15:06 / 労務
北海道運輸局は6月28日、現在までのトラックGメンの活動について公表した。
トラックGメンは、2023年7月21日に全国162名体制で創設。このうち北海道運輸局は17名で、荷主等への監視体制を強化。トラック運送事業者やトラックドライバーからの聞き取り、物流施設へのパトロールを実施している。
この結果、「恒常的な長時間の荷待ち」「契約に含まれない附帯作業」「無理な運行依頼」など違反原因行為をしている荷主・元請に対して、要請は4件(荷主1件、元請3件)、働きかけは14件(荷主10件、元請4件)を行った。
また貨物運送自動車運送事業者への違反原因行為情報の収集(プッシュ型情報収集)として、訪問・電話調査802件、中小企業庁・下請Gメンとの合同調査を8件行った他、パーキングエリア、トラックステーションでのトラックドライバーへの聞き取り調査も3回実施。この他、荷主等の物流拠点100か所へのパトロールも実施したという。
北海道運輸局では今後の活動について、荷主等の物流拠点へのパトロールの強化や、業界団体や関係行政機関との連携強化に加え、積極的な講演やGメン周知用チラシの設置箇所拡大を実施。また、トラックドライバーへの聞き取り調査も継続していく。