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2024年07月04日 17:39 / 施設・機器・IT
住友ゴム工業は、7月からトラックの稼働率向上に向けた実証実験をロジスティードと開始した。
この実証実験は、メンテナンスや車両調達などの管理を一括して担う「フリートマネジメントサービス事業」の進化を目指したもので、住友ゴムとして国内初の取り組み。
住友ゴムでは、これまで運送会社、車両リース会社、レンタカー会社を始めとする数十社と「タイヤ空気圧・温度管理サービス」の実証実験を実施しており、海外でも2023年に米国・Viaduct社とフリートマネジメントサービス事業での実証実験を開始している。
今回の取り組みでは、ロジスティードグループの首都圏を走行するトラックに、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)を装着し、タイヤ空気圧と温度をモニタリング。走行時にタイヤに異常が生じた際には、ドライバーに通知され、車載用通信機から住友ゴムのクラウドを通じて運行管理者にもメールで通知され、一般的なタイヤ空気圧点検では見つけることが難しいとされているスローパンクも早期発見することも可能としている。
タイヤトラブルを未然に防ぐことで車両稼働率の向上、走行時の安全性向上、点検業務の効率化、燃費およびタイヤ寿命の向上レベルを検証することで、タイヤを含む車両全体の故障予知ソリューションサービスの展開を加速させ、物流の2024年問題の解決にも貢献していくとしている。