スカニア／1-6月のグローバル販売台数8％増で好調に推移

スカニアによると、今年1－6月のグループ全体の売上高は前年同期比9％増の554億スウェーデンクローナ（約7849億円）、調整後営業利益は80億スウェーデンクローナ（約1133億円）だった。

販売台数は8％増の2万5802台で、そのうち62台がゼロエミッション車。なお、受注残は通常レベルまで減少しているという。

＜スカニア 新型SUPER＞

スカニアのクリスチャン・レビン社長兼CEOは、第2四半期の実績について「納入台数の増加と、製品と価格の好ましい組み合わせにより、四半期として過去最高の営業利益を達成した」とコメント。また、市場について「欧州ではトラック市場が通常の需要レベルに戻ったが、高金利により、顧客は購入に慎重になっている。ラテンアメリカでは、ブラジルの力強い発展が続いている」と分析している。

なお、今年1－6月の日本での販売台数は、前年同期比23％増となる219台だった。