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2024年08月23日 11:37 / 交通
首都高速は8月22日、首都高上における車両火災が多発しているとして注意喚起した。
今年度に入ってからの首都高上での車両火災は、7月までの4か月間で9件発生しており、昨年度の同期間に比べて倍増している。車両火災は気温が上昇する時期に増える傾向があり、8月も既に2件が発生している。
原因としては、オーバーヒートやオイル漏れなどエンジン部からの出火が多い傾向にあるが、タイヤのバーストから火災に至るケースもある。
車両火災が発生すると、消火活動や道路施設の復旧作業等により、平均4時間程度の長時間交通規制の必要が生じ、周辺交通に多大な影響を及ぼす。このため首都高速では、冷却水やエンジンオイルの量、タイヤの劣化や空気圧の確認など、定期的な日常点検の実施とともに、走行中に異音や振動など車両の異変を感じた場合は、非常駐車帯など安全な場所に停め、非常電話や「道路緊急ダイヤル(#9910通話料無料)」などで通報するよう呼び掛けている。