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2024年08月30日 11:03 / 施設・機器・IT
三菱ふそうは8月29日、テレマティクスサービス「Truckonnect(トラックコネクト)」に、ドコマップジャパンが展開するドライバー向け労務管理アプリケーション「docomapPLUS(ドコマッププラス)」を追加し、「docomapPLUS powered by Truckonnect」としてサービスを開始した。利用料金は月額500円(税別、1ユーザーごとの月額利用料)。
<docomapPLUS powered by Truckonnect>
「docomapPLUS powered by Truckonnect」は、ドライバーが作業状況を記録するアプリで、記録する作業項目は自由に設計でき、必要な情報のみを作成し記録することが可能なのが特徴。車両の運行状況の管理を行う「トラックコネクト」に加えて、ドライバーの労務管理も行いたい顧客のニーズに対応する。
主な機能として、ドライバーが利用する作業項目がフルカスタマイズできる他、複数のグループも作成可能。このため、長距離ドライバーや定期便配送、夜間配送といった作業項目が異なる場合にも対応できる。
作業状況は、各ドライバーの作業情報がリアルタイムに確認・管理することで、配達の遅延を防止。作業に遅延が発生している場合等で、運行管理者は迅速な対応ができ、ドライバーの作業時間の有効活用をサポートする。
また、ドライバーが入力した内容は、自動で日報・月報として作成されるので、ドライバーが事務処理にかかる時間が短縮可能。さらに出勤簿やオプションサービスのアルコール検知機能「ALC」利用の場合は、点呼簿の作成も可能になる。端末は別途購入する必要があるが、温度管理機能も利用でき、その場合、基準値を超えた場合に異常通知として運行管理者にメールで通知することも可能としている。
改善告示基準にも準拠しており、休息期間や連続運転超過が発生した際に注意喚起を表示。連続運転ではアプリ上でアラート機能もあり、さらに運行管理者がメールでアラートを受信することもできる。
運行管理者は、アプリ上でドライバーにメッセージを送信することも可能。送信されたメッセージは自動で読み上げられるので、運転中の操作や積卸作業の中断をする必要もない。送信は個別送信と全ドライバーへの一斉送信が可能。また、ユーザー契約ID数が5IDまでの場合、無料で運行管理者が各ドライバーの個別のスケジュール作成できる(ユーザー契約数が6ID以降の場合、1企業単位で月額4980円(税別))。
なお、このサービスはFUSOブランドのトラックを所有する顧客を対象に、三菱ふそうが窓口となって提供するが、複数ブランドの車両を所有している顧客の場合、FUSOブランド以外の車両でも使用できる。