Hacobu/「MOVO Berth」を新たにLIXILの7拠点に導入

2024年09月03日 15:35 / 施設・機器・IT

Hacobuは、トラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を、LIXILの7拠点に新たに導入する。これにより、荷待ちや作業にかかる時間を可視化し、そのデータを活用して荷待ち時間の削減をはじめとした物流の効率化を図る。

<物流センター(イメージ)>
20240903MOVO - Hacobu/「MOVO Berth」を新たにLIXILの7拠点に導入

LIXILは、大きなドアやキッチン、バスルーム、割れやすくて重い窓や衛生陶器などの商品を取り扱っているため、荷役時間が長くなる。しかし、荷役・荷待ち時間の把握ができておらず、荷役・荷待ち時間の短縮を図るための具体的な施策を打てないことが課題となっていたため、MOVO Berthを先行して5拠点に導入した。

その一つである社(やしろ)物流センター(兵庫県)では、導入によってドライバーのセンター滞在時間が約24%削減でき、また庫内の作業効率が向上し、1日あたり160分の業務時間削減に成功するなど効果を挙げている。

<導入されたMOVO Berth>
20240903MOVO 2 - Hacobu/「MOVO Berth」を新たにLIXILの7拠点に導入

このような背景から、今回、導入済みの5拠点に加え、新たに7拠点にMOVO Berthを導入する。これにより、業界特有の課題である荷待ち・荷役時間のさらなる把握・削減に取り組む。MOVO Berthを活用して、日々データ分析を行い、PDCAを可能な限り高速に回すことで、より効率的な次世代の物流拠点を構築、滞在時間超過ゼロの目標達成を目指す。

LIXILの宮地義郎常務役員LIXIL Housing Technology生産本部長兼LIXIL物流社長は「MOVO Berthを導入し、荷待ちや作業にかかる時間を可視化・検証することにより、物流効率が大幅に向上し、作業負荷の軽減に成功しています。今回新たに7拠点へ導入することは、さらに多くの物流現場での生産性向上に貢献すると確信しています。MOVO Berthの導入によってデータを活用した物流改善を進めるなど、最新の物流技術やシステムを開発・導入することで物流改革を進め、ものを届ける以上の付加価値を持つ物流を実現していきます」とコメントしている。

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