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2024年09月13日 14:47 / 交通
日本損害保険協会は9月13日、最新の「全国交通事故多発交差点マップ」を公表した。
このマップは、人身事故の半数以上が交差点・交差点付近で発生することに着目し、2023年の交通事故データをもとに、全国の地方新聞社の協力を得て作成したもの。都道府県ごとに人身事故件数が多い5つの交差点について、特徴や主な事故要因・予防策等を紹介している。なお今年度は、新たに「ワースト交差点付近の小学校」、「信号機の有無」の2種類の情報を追加された。
このうち、昨年の事故多発交差点全国ワーストは、人身事故件数19件の池袋六ツ又交差点(東京都)と長居交差点(大阪府)。
池袋六ツ又交差点は、国道254号と都道(明治通り)が交わる交差点に、南側から都道(音羽池袋線)が、西方向に延びる区道が接続する変則六差路交差点で、首都高速5号池袋線と池袋六ツ又陸橋の橋脚があるのが特徴。このため、横断歩道の見通しが悪い(重傷事故1件、軽傷事故18件)。
長居交差点は、国道479号と府道大阪高石線が交わる四差路交差点。周辺には長居公園(競技場)やスーパーなどの商業施設があり、特に昼間帯は自転車や歩行者の通行が多く、また交差点付近にはバス停、タクシー乗り場が設置されているほか、大阪メトロ長居駅出入口などがあり、見通しが悪い交差点となっている(重傷事故4件、軽傷事故15件)。