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2024年10月30日 15:41 / 施設・機器・IT
いすゞ自動車とNEXCO東日本は、除雪車の後方を追従する標識車の自動走行の共同開発を行っていることを公表した。
この共同開発は、NEXCO東日本が開発したロータリ除雪車自動化システムと協調し、除雪車に追従する標識車の走行を自動化するもの。
2021年の開発開始から現在までに、いすゞのテストコースや高速道路(夏期)で、開発中の実証路評価用車両による自動走行に成功しており、今冬期、高速道路の実運用環境下で試験走行し、その性能等を検証する予定。両社は自動走行化により、作業の省力化、効率化を図り、現在の2名乗車を1名にすることを目指している。
標識車は、走行中の車両がロータリ除雪車と衝突・接触しないよう、除雪車の後方で電光表示板や回転灯により注意喚起を行う車両。
標識車と除雪車との間隔は常に一定でなく、カーブ等で前方が見通せない箇所等道路の線形や構造に応じて適宜変化させる必要がある。そのため開発中のシステムは、衛星測位システムによる除雪車、標識車各々の位置情報に加え、車車間通信により双方の位置情報の共有や車間距離の指定を行って、適切に車間距離を変化させる仕組みで、道路の線形に応じて車間距離を変化させる。
また、標識車は除雪後に側方の堆雪部から落下してきた雪塊等、前方の障害物を検知するセンサーも備え、自動走行の安全性を確保している。