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2024年11月07日 17:08 / 業績
独ダイムラー・トラックが11月7日に発表した第3四半期決算は、欧州、アジア市場の低迷によりグループ収益は前年を5%下回った。
グループのグローバル販売台数は11%減の11万4917台。欧州は市場環境が厳しくメルセデス・ベンツブランドは2万8688台で28%減、アジアも3万2245台で15%減と苦戦したが、北米市場は4万9176台で4%増と好調に推移した他、ブラジルでもプラスに転じ、またダイムラー・バス部門は過去最高の収益性を達成した。
同期のグループ収益は131億ユーロ(5%減)、調整済みグループEBIT(利息及び税金控除前利益)は11億9000万ユーロ(12%減)。カリン・ロードストロームCEOは第四半期について「北米での継続的な好業績」が重要な原動力となったと指摘。また「ダイムラー・バスとブラジルでの好転は、過去数年間の懸命な努力が報われていることを示している」とし、2024年も堅調な年になるとの見方を示した。
なお2024年通年の見通しは変更なく、グループ全体で販売台数46万~48万台、売上高530億~550億ユーロを見込んでいる。