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2024年12月11日 14:45 / 施設・機器・IT
三井倉庫ホールディングス、三井倉庫ロジスティクス、野村総合研究所の3社は、トラックの走行情報、燃料消費量等の一次データを用いたルート毎のCO2排出量算定の実証実験を行い、その結果、トラックの輸送実態に即したCO2排出量算定が可能であると公表した。
3社は、2023年10月から2024年3月にかけて実証実験を実施。ロガー(記録計)を取り付けたトラックから実際の走行情報と燃料消費量等の一次データをリアルタイムで取得し、走行情報からどの配送先に輸送したかを自動で判定。さらに、当該一次データをトラックの積荷情報と紐づけることで、配送ルート毎に製品単位のCO2排出量が算定可能であることを実証した。
トラック輸送におけるCO2排出量の算定は、トンキロ法など二次データ排出原単位を用いた手法が一般的だが、エコドライブや配送最適化、アイドリング削減等の物流効率化の取り組みが反映できないのが課題。
しかし、この実験の手法を用いれば、トラックの輸送実態に即したCO2排出量算定が可能となるため、エコドライブや配送最適化、アイドリング時間短縮等の物流効率化によって削減したCO2排出量の反映が可能となり、排出量削減マネジメントの高度化が期待される。