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2025年01月14日 11:09 / 車両・用品
独MANはこのほど、自動運転の開発から得たセンサーと運転データのセットを公開した。自動運転に取り組むメーカー、大学、ソフトウェア開発者などに無料で提供され、標準化を促進することで自動運転開発を加速させる。
今回公開したデータセットには、主にドイツの高速道路と支線での運転操作やターミナルでの運転操作をマッピングしたもの。MANが無人運転のシナリオとして注力している物流ハブ間の輸送をカバーしている。
センサーのデータは、4台のカメラ、6台のLiDAR、6台のレーダー、慣性測定装置、高精度の全球測位衛星システム(GNSS)で構成されており、様々な気象条件を含めた747シーンのデータが含まれている。
MANは2018年からハンブルク港の敷地内でコンテナ処理用の無人トラックのテストを開始。2019年からドイツ鉄道、フレゼニウス応用科学大学、ゲッティングKGなどのパートナーと共同で道路から鉄道までのコンテナ処理の物流プロセスへの自動運転トラックのプロジェクトを実施。2022年からは11のパートナーと協力し、物流拠点間の高速道路輸送に使用する自動運転トラックの開発に取り組んでいる。