施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- F-LINE/自動運転トラックによる3回目の幹線輸送公道実証実験を実施 (07月02日)
- トランコム/高品質な中古トラックを適正価格で購入できる車両検索サイトをリリース (07月01日)
- ホンダ/次世代燃料電池モジュール専用生産工場の稼働を延期 (06月30日)
- スマートドライブ/アルコール検知器最大50%オフキャンペーンを7月1日から実施 (06月30日)
- フジテレビ/オリジナルドラマ「トラックガール2」7月8日から地上波で放送 (06月30日)
2025年01月28日 11:11 / 施設・機器・IT
ブリヂストンは、東海カーボン、九州大学、岡山大学と共同で、使用済みタイヤ等からカーボンブラックを生成する共同プロジェクトを開始した。
カーボンブラックは炭素の微粒子で、主にタイヤの補強材に使われる素材。タイヤの重さの約3割を占めている。
使用済タイヤ等のゴムを含む高分子製品を熱分解し、再生カーボンブラック(rCB)を回収、再利用する取り組みは行われているが、rCBには多くの不純物が含まれていることなどから、タイヤへの活用には、石油・石炭由来の新品カーボンブラック(vCB)と比較してゴム補強性が課題となっている。
この共同プロジェクトでは、東海カーボンがカーボンブラック製造を通じ培ってきた技術・ノウハウと、ブリヂストン、九州大学、岡山大学が持つ各々の知見や技術を融合させ、rCB内の不純物等を除去し、vCB並みの高いゴム補強性を持つカーボンブラック(eCB)を生成する技術開発に取り組む。2032年度までにeCBを5000t/年生産する実証プラントの稼働を目指す。