施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- センコー/トラック中継輸送施設「TSUNAGU STATION浜松」に休憩施設を増設 (02月14日)
- 古河ユニック/長野営業所を移転し「架装工場」新設、近隣販売会社の架装支援 (02月14日)
- 東海電子/2024年導入実績「スマホ連動連動型」前年比2.5倍4647台 (02月14日)
- 軽油小売価格/全国平均164.2円、前週より0.1円値下がり (02月13日)
- ネミエル/睡眠を手軽に評価できる新サービスを提供開始 (02月13日)
2025年01月28日 11:11 / 施設・機器・IT
ブリヂストンは、東海カーボン、九州大学、岡山大学と共同で、使用済みタイヤ等からカーボンブラックを生成する共同プロジェクトを開始した。
カーボンブラックは炭素の微粒子で、主にタイヤの補強材に使われる素材。タイヤの重さの約3割を占めている。
使用済タイヤ等のゴムを含む高分子製品を熱分解し、再生カーボンブラック(rCB)を回収、再利用する取り組みは行われているが、rCBには多くの不純物が含まれていることなどから、タイヤへの活用には、石油・石炭由来の新品カーボンブラック(vCB)と比較してゴム補強性が課題となっている。
この共同プロジェクトでは、東海カーボンがカーボンブラック製造を通じ培ってきた技術・ノウハウと、ブリヂストン、九州大学、岡山大学が持つ各々の知見や技術を融合させ、rCB内の不純物等を除去し、vCB並みの高いゴム補強性を持つカーボンブラック(eCB)を生成する技術開発に取り組む。2032年度までにeCBを5000t/年生産する実証プラントの稼働を目指す。