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2025年03月28日 13:18 / 車両・用品
いすゞ自動車は3月28日、リマニ(リマニュファクチャリング)ユニット車のラインアップに中型トラック「フォワード type-Re」を追加し、メンテナンスリースによる取り扱いを開始した。
いすゞは、2050年までに製品のライフサイクル全体で温室効果ガスゼロを目指すとともに、廃棄物・廃棄車両の再資源化率100%に向け、「循環経済」の実現を目標に掲げており、リマニユニット車もその活動の一環。2022年10月に大型トラックのリマニユニット車「ギガ type-Re」の取り扱いを開始しており、今回の取り組みはこれに続くものとなる。
リマニユニット車は、リースアップ後にエンジンやトランスミッションといった駆動部分のリビルトに加え、足回りの部品交換による機能性回復、内装の洗車・部品交換による快適性回復により、新車同等の信頼・耐久性を担保した車両。
<リマニの例(写真はギガのもの、左がリマニ前、右がリマニ後)>
部品の多くを再利用するため、資源循環に寄与するほか、「フォワード type-Re」では新車製造時に比べ約28tのCO2排出量の削減が見込めるとしている。
リマニ作業は、リマニ・リビルト機能を集約したいすゞエンジン製造北海道(IEMH)が担当。IEMHでは部品の再利用率向上や品質向上を目指すだけでなく、将来にわたって循環経済の実現に貢献するため、内燃機関だけでなく電動化関連の技術の獲得も進めている。