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2025年07月31日 16:19 / 労務
関東運輸局は8月7日、埼玉県越谷市の「越谷流通団地・越谷工業団地」周辺で、トラックGメン、埼玉県、埼玉労働局と合同パトロールを実施する。
現在、トラック運送事業の輸送力不足が懸念される「物流の2024問題」への対応や、トラック運転者の労働環境改善に向けて、荷主企業や元請け事業者が配慮することの重要性について理解を得るため、また、時間外労働規制の遵守の観点から、各都県の労働局とも連携して、トラック・物流Gメンによる荷主企業などへ周知のパトロールを実施している。
6月に、九都県市首脳会議(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)から企業経営者に対して、中小企業の持続的な賃上げ実現に向けた価格転嫁の円滑化等を求める文書が発出されたことから、九都県市首脳会議の構成団体である埼玉県とも連携して、埼玉県、埼玉労働局、トラック・物流Gメンの3者による合同パトロールを実施し、荷主企業などへの働きかけを強化する。
具体的には、「長時間の恒常的な荷待ち防止」のほか、発注担当者に向けて「改善基準告示を配慮した発注」「標準的運賃の理解・協力、適切な価格転嫁への対応の理解・協力」について周知を図る。
■合同パトロール概要
実施日:8月7日(木曜日) ※雨天決行
時間:10時00分~11時00分(予定)
実施場所:越谷流通団地・越谷工業団地 周辺