NEXCO東日本/AI渋滞予知を応用「アクアラインvs京葉・館山ルート」どちらが早いか予測
					
												2025年10月31日 12:25 / 施設・機器・IT
											 
				 
				    
					
NEXCO東日本、NTTドコモは11月19日から、ドコモが開発した「AI渋滞予知」の技術を応用し、NEXCO東日本が提供する新サービス「AIルートジャッジ~アクアvs京葉・館山~」の実証実験を開始する。
実証実験では、木更津JCTから特定のエリア(京葉JCT、箱崎JCT、板橋JCT)までの当日午後の予測所要時間について、東京湾アクアラインを経由するアクアラインルートと館山自動車道(以下、館山道)・京葉道路を経由する京葉・館山ルートの所要時間を予測し、その比較結果を配信。木更津JCTから埼玉方面や東京方面へ向かう際のルート選択に活用できる。
<AIルートジャッジの活用イメージ>

実証実験では、房総から首都高管内の道路を経由して都心方向へ向かう利用者が最適なルートを選択できるように、アクアラインルートと京葉・館山ルートから多くの利用者が向かう目的地として、「木更津JCT~外環道京葉JCTまで(常磐道方面)」「木更津JCT~首都高速道路箱崎JCTまで(都心方面)」「木更津JCT~首都高速道路板橋JCTまで(関越道方面)」の3つの経路を選定した。
予測所要時間を提供する3区間からルートを選択でき、スライドバーで渋滞予測時間を変更できる。また、「2つのルートの渋滞予測でどちらが早いか」「2つのルートの時間帯ごとの所要時間」を一目で確認できる。また、料金検索やリアルタイム渋滞情報はドラぷら・ドラとらから検索可能となっている。
<提供する3つの経路>

AIルートジャッジは、これまでアクアライン、京葉道路における「AI渋滞予知」を実現していた、ドコモの「AI渋滞予知」技術とNEXCO東日本の交通工学的知見・ノウハウのかけ合わせによって出力された予測結果と、首都高速道路の交通統計データに基づく、各経路における時間帯ごとの「追跡時刻和」データとの組み合わせを通じて各ルートの所要時間を予測し、その比較結果を配信している。
<AIルートジャッジの仕組み>

								
																	
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