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2023年06月07日 16:34 / 交通
NEXCO東日本、NEXCO中日本、NIXCO西日本は6月7日、大型車駐車マス拡充の取り組みについて、22年度の実績と23年度の予定を発表した。
まず22年度の駐車マス拡充実績は、既存エリア内での小型車マスから大型車マスへの描き換えなどにより、全国21箇所のSA・PAにおいて、大型車マス373台の拡充が完了。
23年度には全国37箇所のSA・PAにおいて約600台の大型車駐車マスの拡充を進める予定としている。拡充にあたっては、マスの変更だけでなく大規模な土工工事や照明・満空情報板といった既存施設の移設などを伴う工事も予定している。
NEXCO3社では、高速道路の休憩施設駐車場について、2018年度から継続して駐車マスの拡充・レイアウト変更を進め、これまでに約3000台分の大型車駐車マスを増設してきたが、依然として混雑が見られる状況が続いている。一方で、休憩施設の敷地は限られており、駐車マスの増設やレイアウト変更による対策には限界があり、そのため、現在、有識者及び日本高速道路保有・債務返済機構、NEXCO3会社で実施している「高速道路SA・PAにおける利便性向上に関する検討会」において駐車マス不足への対策を検討している。検討会での議論も踏まえ、今後は休憩施設以外の高速道路事業用地などを活用した大型車マスの増設も検討していくとしている。
なお大型車の駐車マス不足は、全体の数量不足もあるが、平日夜間の占有長時間化、大型車マスに普通車が駐車するといった不適切な駐車マスの利用、予約駐車マスへの不正駐車なども大きな要因となっており、NEXCO3社では駐車場の適正な利用を呼び掛けている。