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2023年07月26日 11:55 / 施設・機器・IT
三井物産と太陽石油は7月26日、エタノールを原料にした持続可能な航空燃料(SAF)及び軽油の代替燃料であるリニューアブルディーゼル(RD)の製造に向け、共同検討を行うことで合意したと発表した。
SAFは航空機、RDは軽油を燃料とするバスやトラックを始めとした輸送機関に導入可能な次世代型バイオ燃料。
SAF/RDの製造は、アルコール(エタノール)を原料に触媒反応を通じて製造する、三井物産が出資する米国ランザジェット社のATJ(Alcohol to Jet)技術を用い、太陽石油およびその子会社である南西石油の石油精製事業で培ったプラントの運転ノウハウ、三井物産の原料エタノール調達機能を組み合わせ、高品質で安定したサプライチェーンを構築する。南西石油が所有する遊休地を活用し、2028年度の生産開始を目標に、年産最大22万キロリットルの製造を目指す。
<南西石油>
なお本検討については、本年4月に内閣府沖縄総合事務局の「令和5年度沖縄型クリーンエネルギー導入促進調査事業」にも採択されている。