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2023年11月06日 13:00 / 施設・機器・IT
ドコマップジャパンは11月6日、ソニー独自のLPWA通信規格「ELTRES IoT ネットワークサービス」を使った新たなサービス「docomapLongrange」を開始したと発表した。トレーラなどの静態管理が可能で4時間に1回の位置情報取得で4年間もの長期間、電源供給などのメンテナンスをする必要なく利用できる。
また、トレーラ定期点検整備などの予定日を地図上で表示することも可能で、点検時に該当トレーラの位置情報が確認できる。今回の連携により、これまで課題となっていたトレーラ管理の効率を飛躍的に向上させることが見込まれる。
<サービスイメージ>
ELTRES IoT ネットワークサービスとは、ソニーオリジナルの無線通信規格ELTRESを用いた、IoTネットワークサービス。「長距離安定通信」「高速移動体通信」「低消費電力」の特徴を生かし、さまざまなセンサーで取得した情報を広範囲に効率よく収集することができ、さまざまなユースケースに利用できる。
「ELTRES IoT ネットワークサービス」の「ELTRES Asset Tracker(エルトレス アセット トラッカー)」と、ドコマップジャパンの車両位置情報管理システム「DoCoMAP(ドコマップ)」とが連携し「docomapLongrange(ドコマップロングレンジ)」として11月からサービスの提供を開始したもの。
ELTRES Asset Trackerは、電源が確保できない環境で、最長1日2回の通信で10年間の電池寿命を実現、GPS標準搭載、3軸加速度センサーも内蔵、BLT外部IFもあり、さまざまなユースケースに対応する。
DoCoMAPとは、GoogleMapsをプラットフォームに、車両に取り付けたGPS端末から発信された位置情報をリアルタイムに表示・管理する動態管理サービス。使いやすいユーザーインタフェースで自社の車両位置が正確かつ瞬時に把握できるため、迅速な顧客対応や緊急時の対応にも効果を発揮する。
位置情報取得機能は、基本的に4時間に1回の位置情報取得で4年間の利用が可能だが、任意で1時間に1回の位置情報で1年間の利用、2時間で2年間、3時間で3年間、6時間で6年間と選択できる。なお、電池稼働時間は周囲環境により左右される場合がある。
ドコマップジャパンでは、今後も更なるサービスの拡充を実施し、その車両の目的にあった活用を提供できるようにする計画だ。