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2023年12月18日 11:46 / 交通
NIPPON EXPRESSホールディングスは12月18日、日本通運が東海道線不通時のトラックによるバックアップ輸送スキームを構築したと発表した。
<スキーム概念図>

同スキームでは、中日本高速道路(NEXCO中日本)、遠州トラックと連携し、鉄道輸送の大動脈である東海道線区間不通時のバックアップ輸送体制として、2社が共同運営する中継輸送拠点「コネクトエリア浜松」を利用し、関東から関西の各貨物ターミナル駅をトラックで代替輸送する。
<コネクトエリア浜松でのシャーシ交換>

コネクトエリア浜松は新東名「浜松SA」に隣接しており、同スキームでは関東エリア(東京・隅田川・越谷)と関西エリア(大阪・百済・吹田・安治川口)の各貨物ターミナル駅から出発したコンテナ専用トラックが、同拠点でそれぞれのシャーシを交換し、出発地へと戻る。
これにより、トラックの日帰り輸送が可能になり物流の2024年問題に対応するほか、ドライバーの宿泊手配やトラックの駐車スペースの確保などが不要なため、バックアップ輸送の初動を迅速化できる。
日本通運では、8月22・23日の2日間、東京貨物ターミナル駅~百済貨物ターミナル駅間で同スキームの試験輸送を実施し、鉄道コンテナ(12FT)12 個を輸送。今後も災害時の迅速な対応に向けて、定期的な試験輸送を実施していくとしている。
鉄道輸送は、2024年問題や2050年のカーボンニュートラル実現等に向けて注目が集まる一方、近年では台風や線状降水帯による豪雨、大雪等の自然災害が増加し、鉄道輸送ネットワークが寸断されるケースが発生していることを受けて、輸送障害発生時の迅速なバックアップ輸送を求める声が高まっていた。
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