車両・用品 に関する最新ニュース
一覧- ティアフォー/経産省事業の補助事業完了「自動運転トラックの社会実装」加速 (04月28日)
- 住友倉庫/中国でEVトレーラーを導入 (04月28日)
- 日本ボデーパーツ/簡単取付可能なトラック用傘シェードを発売 (04月25日)
- 新明和、東邦車輛/GVW36t車級「土砂運搬ダンプセミトレーラ」を発売 (04月24日)
- 奥洲物産運輸/自社トラックに薄膜ソーラーパネルを搭載、燃費を10%以上改善 (04月24日)
2024年02月02日 13:12 / 車両・用品
日産自動車は1月30日、軽商用EVバン「日産クリッパーEV」を2月12日から発売すると発表した。
<日産クリッパーEV>
「三菱ミニキャブEV」をベースに、三菱自動車からOEM供給を受けるモデルで、商用車市場でもEVの需要が高まっていることから、ラインナップの拡充を図る。
20kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は最大180km(WLTCモード)。床下中央にバッテリーを搭載することで低重心となり、軽商用バンに特有のゆすられ感や段差における跳ね感を低減。乗り心地のよさと、操縦安定性も実現している。
充電は普通充電の他、急速充電機能(外部給電機能付)もオプションで設定。普通充電では約7.5時間で満充電、急速充電では約42分で80%までの充電を可能としている。
最大積載量は350kg。荷室内はホイールハウスの出っ張りや後席を倒した際の段差をなくし、荷物の出し入れのしやすさなど、軽商用バンとして必要な荷室性能と積載量を確保している。
運転席周りでは、インジケーターのサイズを大きくすることで視認性を高めたデジタル表示のスピードメーターを採用。またセンターコンソール部のスイッチ類は、一目でわかりやすいレイアウトにするなど、操作性を高めている。またType AおよびType Cの充電用USBポートも設定している(2シーターに標準、4シーターはオプション)。
さらに、2シーターが標準装備しているキーレスエントリーシステムは、プレ空調スターター機能が付いており、この機能を使用することで、急速充電中、もしくは普通充電中に、乗車前に車外から車内の空調機能をオンにすることができる。
安全装備も充実しており、全車サポカーSワイド対象。走行中の衝突回避を支援するインテリジェント エマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報(LDW)、ハイビームアシスト、踏み間違い防止アシスト(前進のみ)など、多彩な安全装備を搭載している。
グレードは、2シーターと4シーターの2つに加え、2シーターのスライドドアガラスとリアクォ―ターガラスをパネル仕様としたルートバンも設定。駆動方式は全車2WD。ボディカラーは全グレードにホワイトソリッドを設定、4シーターにはスターリングシルバーも用意している。
価格(消費税込)は、ルートバンが286万5500円、2シーターが291万2800円、4シーターが292万500円。