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2024年02月27日 16:25 / 車両・用品
国土交通省は2月27日、型式指定申請における不正行為により出荷停止としていた豊田自動織機のエンジン3機種「1GD」「2GD」「F33A」について、道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたとして、出荷停止の指示を解除した。
3機種のエンジンは、今年1月29日に不正があったことが発表された自動車用ディーゼルエンジン。出荷基準は満たしていたものの、社内試験の際、燃料噴射量を調整し、出力・トルクカーブについて「見栄えの良いデータにする」といった行為が判明し、出荷停止となっていた。
搭載車両は、「1GD」がトヨタ・ハイエース、グランエース、ランドクルーザープラド、ダイナ1トン積/日野デュトロ1.5トン積系。「2GD」がトヨタ・ハイラックス、「F33A」がトヨタ・ランドクルーザー300。
<日野デュトロ1.5トン積>
なお国交省では、出荷停止中のフォークリフト用ガソリンエンジン「4Y「1FS」についても、基準適合性の検証結果が判明次第、公表するとしている。
また、この他に不正が判明しているフォークリフト用ディーゼルエンジン「1KD」「1ZS」、建設機械用ディーゼルエンジン「1KD」については、基準不適合がすでに確認されている。