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2024年04月03日 15:18 / 施設・機器・IT
ナビタイムジャパンは4月3日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」など、大型車の高速道路での最高速度90km/hに同日より対応したと発表した。
<トラックカーナビ>
これは、総重量8t以上の中大型トラックの高速道路での最高速度が4月1日より引き上げられたことに対応するもの。
これまでトラックカーナビは、登録している車両のサイズに合わせて、車両総重量8トン未満のトラックでは時速100kmまで、8トン以上のトラックでは時速80kmまでの最高速度でルートや到着予想時刻を算出していたが、本対応により、車両総重量8トン以上の車両を選択している場合に、高速道路の最高速度を時速90kmで算出できるようになった。ただしトレーラーは改定の対象外のため、車長が12m以上の場合は、最高速度の上限を時速80㎞のままで算出する。
なお「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」や「NAVITIME API」等においても、同様に本改定に対応する。また「トラックカーナビ」では、会社の規定等で最高速度の上限が独自に規定されている場合、アプリ内の「設定」で、最高速度を時速90km以下に設定することもできる。
昨年10月に実施した「トラックカーナビ」のユーザーアンケートでは、「トラックカーナビ」の到着予想時刻が正確との回答は64.9%で、到着予想時刻が正確で待機時間も減少したとの回答も28.6%あり、正確な到着予想時刻を算出することで、待機時間の削減に貢献できることがわかった。
<トラックカーナビの利用前後での到着時刻の変化>
また、「トラックカーナビ」の走行ログを基に、高速道路の最高速度を時速90kmでルート算出した場合に、時速80kmの場合と比べて、目的地までの所要時間がどのくらい変化するかをシミュレーションしたところ、総距離が250km以上のルートの場合、平日であれば所要時間が3%程度短縮される、という結果も得られている。
<250km以上のルート検索時の所要時間の変化の分布>
■ナビタイムジャパン(https://corporate.navitime.co.jp/)