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2024年06月06日 17:25 / 車両・用品
日野自動車は6月6日、大型トラック「日野プロフィア」、「日野プロフィア ハイブリッド」を一部改良して発売した。
高い輸送効率や快適性などから人気を集めるプロフィアだが、今回の改良では安全装備をさらに充実。障害物の検知範囲を拡大するなど、安全運転をよりサポートする。
具体的にはサイトアラウンドモニターシステム(SAMS)に、新たに左折時に左側方の移動物を検知する「左折巻き込み警報(BSIS)」、車線変更時にミラーでは確認しにくい左右側方の移動物を検知する「車線変更警報(BSD)」を追加。2019年から搭載している「出会い頭警報(FCTA)」と合わせ、周囲の検知能力が大きく高まった。
<検知範囲:上から出会い頭警報(FCTA)、左折巻き込み警報(BSIS)、車線変更警報(BSD)>
実際の作動は、右左折時や車線変更時に移動物を検知すると黄色、さらに衝突の危険性が高まると赤色でピラー部の表示灯が点灯、同時にブザー音でも注意を促し、事故を未然に防止する仕組みだ。
<ピラー部の表示灯、検知で黄色、衝突の可能性が高まると赤で点灯する>
この他、法定3要素(時間・距離・速度)の記録に特化した小型でシンプルなデジタルタコグラフと、バックカメラ・モニターも標準搭載。さらにハイブリッド車を除くセミAT「プロシフト12」搭載車では、任意選択できる走行モード(ECO、ノーマル、パワー)の変速制御がさらに最適化され、低回転数でのシフトアップを実現、運転フィーリング向上も図られている。