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2025年01月15日 16:32 / 交通
NEXCO中日本は、2024年12月25日、26日に冬用タイヤ装着率の向上を図る目的で、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)で冬用タイヤの装着率調査を実施した。
東名でトラック・トレーラ・バスを含む大型車73台と普通車・軽自動車を含む小型車130台の合計203台、中央道・長野道で大型車315台、小型車590台の合計905台を調査した。
東名の大型車の冬用タイヤ装着台数は71台で、冬用タイヤ装着率は97%・未装着率3%だった。中央道・長野道の大型車の冬用タイヤ装着台数は300台で、冬用タイヤ装着率は95%・未装着率5%となり、おおむね冬用タイヤを装着していた。
大型車の冬用タイヤの未装着率が高かったのは、中央道・諏訪湖SA(下り)12%、中央道・談合坂SA(下り)11%、中央道・石川PA(上り)10%。また中央道・双葉SA(下り)、中央道・諏訪湖SA(上り)、東名・足柄SA(上り)も5~7%が未装着だった。
東名・中井PA(下り)、中央道・双葉SA(上り)、中央道・辰野PA(上り・下り)、長野道・梓川SA(上り・下り)の冬用タイヤの装着率は100%だった。
NEXCO中日本では、ノーマルタイヤでの雪道走行は法令違反となり、雪の高速道路では、一台でも自力走行不能車両が発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながる可能性があるため、高速道路を利用する際の冬用タイヤ装着を呼びかけている。
なお、小型車を含む全体の調査結果を見ると、東名では45%の車両が冬用タイヤ未装着で、特に小型車では約70%もの車両が未装着だった。また、中央道・長野道では約10%の車両が冬用タイヤ未装着だった。