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2025年02月26日 14:34 / 施設・機器・IT
独トラックメーカーのMANは2月24日、大型トラック「TGX」と大型セミトレーラトラクター「TGS」に搭載される13Lの新型D30ディーゼルエンジンの生産を、ニュルンベルク工場で開始した。
D30エンジンは、従来のD26、D15エンジンに代わるもの。新開発される商用車用ディーゼルエンジンとしては最後のエンジンで、後継世代の計画はない。
開発はMANが属するトレイトングループが共同で行い、熱効率50%を実現するなどクラストップの燃費を実現した革新的な商用車用エンジンで、内燃機関から電動駆動への移行におけるギャップを埋めるエンジンと位置付けられている。
なおMANでは、2030年までに顧客に納車する車両の2台に1台は、EVなど排出ガスゼロのドライブを搭載する予定。ただし、これは電動車への移行の過程で、非常に効率的な内燃機関が長期間必要になることを意味しているという。このためニュルンベルク工場では、ディーゼルとEVの両方の技術に投資を行っていくとしている。