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2025年05月15日 16:45 / 労務
日野自動車は、5月より生産関連職場の作業者などが着用するワーキングウエアを、19年ぶりにリニューアルした。
リニューアルに向けては、さまざまな拠点・職場から選ばれた約25人がワーキンググループに参加し、約1年半をかけて企画・検討を実施。生産現場で働くメンバーが試作品を実際に着用して業務を行ったうえで意見を出して細かい仕様を決め、最終的には全社からの投票でデザインを決定した。
新たなワーキングウエアは、着用機会が多い生産現場で働く従業員のアイデアを尊重し制作。「人財尊重」の考えを基本とした「労働環境の改善」をコンセプトに、人と製品を傷つけない設計であることはもちろん、従業員が快適に働けるよう機能的であること、みんなが「着たい」と思える、時代性を考慮したスタイリッシュなデザインであることを目指したという。
機能面では、スポーツウエアの知見を持つパタンナーが監修した3Dパターンを採用し、動きやすさ・働きやすさを向上。またデザインには、「人間中心設計の機能美」をテーマに、HINOブランドを表す「HINOレッド」を取り入れスタイリッシュなかっこよさを追求。
安全面では、暗い場所での視認性を高めるため反射材を導入しワーキンググループのメンバーが職場での作業姿勢を考慮し提言した位置に、反射材を取り付けている。また、濃色になったことで汚れも目立ちにくくなっている。