日本高速道路保有・債務返済機構/2倍以上の重量超過で、山口県の運送事業者を愛知県警に告発

2025年11月17日 15:03 / 交通

日本高速道路保有・債務返済機構とNEXCO中日本は11月17日、吉村(山口県宇部市)とそのドライバーを悪質な車両制限令違反(重量超過車両)を行ったとして愛知県警に告発した。

同社ドライバーは11月13日、車両制限令で定められた車両総重量の一般的制限値25トンを2倍以上超過する51.15トンの大型トレーラで、東名・音羽蒲郡ICを通行。極めて悪質な違反であることから告発したもの。

<違反車両>
20251117yoshimura - 日本高速道路保有・債務返済機構/2倍以上の重量超過で、山口県の運送事業者を愛知県警に告発

重量違反車両は、速度低下、操作性低下に加えて、重大事故を誘発する可能性がある。また、軸重20トン車1台の走行が橋梁の床版に与える影響は、一般的制限値である軸重10トン車約4000台の走行に相当するといわれており、道路を著しく劣化させる要因となる。

そのためNEXCO中日本では、専門的に取締りを行う「車両制限令等違反車両取締隊」を組織し、違反車両に対する指導、取締りを実施。また取締り現場での直接指導以外にも、悪質違反者については、高速道路機構と高速道路6会社が連携して、連名による文書警告の実施や、悪質違反者の責任者を車両制限令違反者講習会に招請して対面指導を実施するなど、違反撲滅に向けて取り組んでいる。

高速道路機構他/悪質な重量超過車両の運送会社とドライバーを告発

交通 に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧