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2023年06月09日 13:56 / 業績
NEXCO東日本は6月9日、2022年度決算(2023年3月期)の概要を発表した。
高速道路事業については、営業収益では前年度比6.6%増となる1兆495億円となった。このうち料金収入は、交通量が前年度に比べて6.4%増と回復したことで前年度比501億円増の7917億円。また道路資産完成高は、圏央道・久喜白岡JCT~幸手IC間、境古河IC~坂東IC間の4車線化事業や、高速道路リニューアルプロジェクトの推進等により、前年度比155億円増の2504億円となった。
営業費用は、道路資産賃借料が前年度比411億円増加したこと、道路資産完成原価及び管理費用等の増加により、前年度比7%増となる1兆572億円となり、この結果、高速道路事業は76億円の営業損失(前年度は33億円の営業損失)となった。
サービスエリア・パーキングエリア事業については、交通量の回復によって店舗売上が前年度比20.0%増と増加したことにより、営業収益は前年度比25.5%増となる311億円、営業費用は売上原価が増加したことによって前年度比7.6%増となる288億円。この結果、SA・PA事業については、23億円の営業利益(前年度は19億円の営業損失)、受託・その他の事業を加えた関連事業全体では25億円の営業利益(前年度は14億円の営業損失)となった。
高速道路事業及び関連事業を合わせた全事業では、51億円の営業損失(前年度は47億円の営業損失)となっている。
なお2022年度は、廃止社宅の売却等に伴う特別利益を計上するとともに、跨道橋耐震対策事業がすべて完了すること等により来期の業績が回復する見通しを踏まえて、税効果会計に伴う法人税等調整額を計上した結果、73億円の当期純利益となった。