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2023年11月08日 14:11 / 交通
東日本、中日本、西日本の高速道路3社は11月7日、「深夜割引の見直しにおける無謀な運転の抑止策(案)」を公表し、意見募集を開始した。11月20日までに寄せられた意見を参考に、国交省に申請する予定としている。
これは今年1月に発表した、深夜割引の見直し案では、無謀運転が増加する恐れがあることによるもの。
当初の見直し案では、深夜割引の適用時間帯を現行の0時から4時を22時から5時に拡大する一方、割引対象を適用時間帯に走行した分のみとし、また長距離利用者の負担軽減措置として、400km超の長距離逓減を拡充するとしていた。
しかし、当初案では割引対象距離を増大するために、速度を上げて走行する車両が増加することが予想される。
そこで「無謀な運転の抑止策(案)」では、割引対象距離に上限を設定。軽自動車・普通車・中型車・乗合型自動車は1時間あたり100km、大型車・特大車(乗合型自動車以外)は1時間あたり80kmを上限距離とする。ただし実際には、速度計の誤差も考慮し、5kmを加算して105km・85kmが上限となる。
<上限距離のイメージ>
また厚労省が定める「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」における連続運転時間の考え方等を参考に、利用時間が4時間を超える場合は30分の休憩を考慮して設定。例えば、割引時間帯の7時間を走行した場合、30分間分は割引対象外となる。
<上限距離・割引対象距離算出例>
なお、「我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議」で決定された『物流革新に向けた政策パッケージ』で、高速道路のトラック速度規制(80km/h)の引上げについて示されていることから、その内容に応じて変更する場合があるとしている。
意見送付は、WEBサイト(https://www.w-nexco.co.jp/forms/late_night_discount_review/)または郵送で受け付けている。
送付先:〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ19階「深夜割引見直し」意見募集担当宛)