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2023年06月05日 17:21 / 車両・用品
国土交通省は6月5日、こどもの見落とし事故を防止するための国連基準を導入し、道路運送車両の保安基準等及び保安基準の細目を定める告示等の一部改正すると発表した。
こどもは身長が低いことから、特に車両の直前やその近辺ではドライバーから見えづらく見落とされるリスクが高まる。このような見落としによる事故を防止するための国際的な安全基準として、国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において、「直前直左右確認装置に係る協定規則(第166号)」及び「大型車の直接視界に係る協定規則(第167号)」の制定が合意されたことにより、策定された新国連基準を保安基準に反映させることなどを目的として、保安基準の詳細規定の改正等を行う。
主な改正項目として、トラック・バス等の車両総重量が3.5トンを超える大型車では、運転者席から『直接』視認できる近傍の視界の量(体積)を一定以上確保できるように、運転者席を設計しなければならないこととする。
この新基準は、新型車は2026年1月1日から適用開始。継続生産車も2029年1月1日から適用される。
<大型車改正項目>
また乗用車では、運転者席から死角となる車両の直前及び側面にいるこどもなどの歩行者を確認できるように、鏡やカメラモニタ等の視認装置(既存国内基準適合装置でも可)又はソナー等の検知装置を備えなければならないこととする。9月1日から義務化される。
<乗用車改正項目>