施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- GO/運転管理支援サービス「GO運転管理」を今夏提供開始 (03月14日)
- イントループ/バース予約管理システム開発、物流DXを推進 (03月14日)
- アクティオ/建設車両の無人レンタル「アクスポ」浜松営業所に開設 (03月13日)
- パーマンショップ/3月25日からクリアランスセールを初開催 (03月13日)
- いすゞ自動車ほか/「新規HVO混合燃料開発」が東京都の支援事業に採択 (03月12日)
2023年07月18日 16:58 / 施設・機器・IT
ユニ・チャーム、ジャペル、キューソー流通システムは7月18日、3社協働で実施したASNデータ(納入業者が事前に物流センター側に通知する出荷情報)を活用した荷受の効率化とトラック回転率向上への取り組みにより、「サプライチェーン イノベーション大賞2023」で優秀賞を受賞したと発表した。
<サプライチェーン イノベーション大賞2023 表彰式の様子>
メーカー(製)と中間流通・卸(配)の間では、卸の荷卸しから保管スペースへの格納までの工程において、“検品→入力→ラベル貼付→仕分け・積み替え”などの作業が通例となっているが、今回の取り組みでは、
(1)ASNデータ送信によって、検品工程を省略(検品レス)とすることによって、「入荷時の賞味期限入力不要」「格納時の在庫確定作業削減」を実現
(2)フロア別仕分け納品による「荷受け時の仕分け作業削減」と「入荷ラベルの発行・貼り付け作業削減」を9つの配送センターで順次実施
これらの取り組みにより、ドライバーの月間累計作業時間を209.6時間削減。庫内作業員の月間累計作業時間を137.2時間削減。9つの配送センター合計で月間累計作業時間346.8時間の削減効果(試算)が確認できたことで、今回の受賞となった。
また、今後の展開として、上記取り組みの対象拠点拡大に加え、検品レスを支える配送品質の向上のために、二次元コードを活用した「納品先間違え防止」と「商品過不足防止」のテスト運用を開始している。今後も3社は連携を強化し、安定した品質を確保しながら、サプライチェーン全体の最適化と効率化に取り組み、社会の課題解決に貢献したいとしている。