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2023年09月11日 15:37 / 施設・機器・IT
三菱重工業と三菱重工グループの三菱ロジスネクストは9月11日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で9月13日~15日まで開催される「国際物流総合展2023 第3回INNOVATION EXPO」に共同出展し、三菱重工グループ独自開発の自律化・知能化ソリューション「ΣSynX(シグマシンクス)」を搭載した新型無人フォークリフト2機種を公開すると発表した。
ΣSynXは、「Σ=総和」「Syn=同調・協調」「X=未来」をそれぞれ表した、三菱重工グループ製品全体を自律化・知能化するソリューションコンセプト。「予測計画」「遠隔制御」「人機協調」「システムプラットフォーム」「検証評価」「遠隔保守」といったコア技術から構成されており、自動運転フォークリフトなどに適用し、物流効率化に貢献できるものとして開発が進められている。
<ΣSynXによる未来の無人物流>
今回公開されるのは、このΣSynXを搭載した無人フォークリフト「AGX-F」と、次世代AGF(無人搬送フォークリフト)「DECCO」の2機種。
「AGX-F」は、三菱ロジスネクストが現在販売中の機種をベースに、三菱重工と三菱ロジスネクストが共同開発中の自律型無人フォークリフトで、LiDAR SLAM誘導方式とΣSynXを搭載することで、柔軟かつ効率的なオペレーションや、熟練オペレーターのようなスムーズな荷役動作を実現するという。
<AGX-F>
「DECCO」は、三菱重工と三菱ロジスネクストが共同で開発を進めている、ΣSynXを搭載した次世代AGFのコンセプトカーで、 AI(人工知能)を活用した安全対人コミュニケーションが可能。車体がコンパクトなため、その場での旋回もできる。
<DECCO>