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2023年12月05日 14:07 / 施設・機器・IT
三菱ふそうトラック・バスは12月5日、顧客のビジネスの脱炭素化をサポートする「カーボンニュートラル推進支援サービス」を、12月より日本国内で開始したと発表した。
このサービスは、エコエナジー(東京都台東区)と共同で展開し、温室効果ガス排出量の可視化から排出削減ロードマップの策定・実行まで包括的にサポートするもの。三菱ふそうが展開している、EV小型トラック「eキャンター」の導入・運用をサポートするソリューションプログラム「FUSO eモビリティソリューションズ」のメニュー「ゼロエミッションソリューション」の一部として提供される。
<エコエナジー×三菱ふそう>
エコエナジー社は、20年以上に渡って多くの企業の環境政策をサポートし、温室効果ガス排出量の可視化、排出量削減の計画策定や実行支援などのサービスを提供している。このサービスでは、三菱ふそうが顧客のニーズにあわせてこれらのサービスを提案し、エコエナジー社が実務を担当する。
日本政府の2050年カーボンニュートラル達成目標やESG投資などから、企業にはカーボンニュートラル化への取り組みや、その計画の策定・開示などの社会的要請が高まっているが、自社だけでなくサプライチェーン全体での取り組みが求められる。このため、温室効果ガスの排出量を把握・管理するためには、自社の直接排出量だけでなく、他者から供給されたエネルギーの使用による排出量やその他の間接排出量も含めた取り組みが求められる。
物流業界では、荷主企業からカーボンニュートラル化に向けた取り組みを求められるケースもあるが、「どこから始めればいいのかわからない」という声も少なくない。三菱ふそうでは、エコエナジー社との協業により、包括的なカーボンニュートラル化のソリューションを提供することで、顧客の社会的要請への対応を支援する。